(2013年12月27日)
去る12月26日(木)、被災者の有志数名による呼びかけで、町長や町の幹部職員の出席のもと、初めての『被災者の声をきく会』が行われました。
被災者や町民が、これまで不安あるいは疑問に思っていたことを、直接、行政の責任者にぶつけ、説明を求めることができました。
このような機会は、あの被災の日から2ヶ月以上もの間、ずっと誰もが望んでいたことですが、なかなか実現されずにきました。
一度だけ12月7日に、町の主催で、これからの災害対応に関する説明会はありましたが、あくまで住民の声を直接きくための場ではなく、また生活再建をどうするのかということについても焦点があたってはいませんでした。
そのため、もっときちんとした説明の機会を求めるために、被災者の有志数名が、12月9日に川島町長を直接訪れ、要望を行いました。
この住民の側からの働きかけに応える形で、被災者の声をきき、説明をするための『被災住民の声をきく会』が実現することになったのです。
そして同時に、当日の『被災者の声をきく会』では、被災者の皆様の賛同のもと、『伊豆大島 台風26号 被災者の会』(略称・伊豆大島 被災者の会)を、正式に立ち上げることになりました。
私たち被災者の会では、これからの復興のあり方を、行政や専門家だけに任すのではなく、私たち被災者や住民が積極的に参加できるものにし、その声を反映させていきたいと思います。
発足したとは言っても、まだ決まっていないことも多く、手さぐり状態ではありますが、これから広く皆様のご参加・ご協力を頂きながら、オープンに進めて参ります。