第2回『被災者の声を聞く会』開催について


来たる2月22日(土)午後6時半から、第2回「被災者の声を聞く会」を開催します。第1回目の被災者の声を聞く会では、100名を超える参加者から切実な要望・質問が町長をはじめとした町側に提出されました。
その結果、被災した住民から出された要望が実現することになりました。例えば、固定資産税の減免措置が取られたり、被災した車両やオートバイに補助金が当てられたりしました。また、仮設住宅への入居が当初の予定通りに、3月末までの入居が可能になったりしました。
しかし、これらのことは本来なら行政が、被災した住民の要望がなくても実施するのが当たり前のことです。それは、新潟などの台風被害における行政の対応を見ても明らかです。被災者の生活再建は、まだ何も進んでいないと言っても過言ではありません。
被災から4か月が経とうとしている現在。相変わらず、被災者には情報が入らず、真偽が定かではない噂話ばかりが聞こえて来ます。
果たして、大金沢の拡張工事は行われるのか。被災した場所に住むことが可能なのか。リフォームや新築が可能なのか。そうした先行きが見えない不安の中、登山道入り口では職員住宅の建設工事が始まっています。一体これは、どういうことを意味しているのか。私たち被災者が知りたい肝心なことは知らされないまま、行政によって被災者は置き去りにされてしまっています。
そこで、第2回「被災者の声を聞く会」では、こうした被災者の先行き不安を解消するため、行政がどのような展望を持っているのかを明らかにさせていきたいと考えています。
また、被災者それぞれが抱えている様々な問題について、何が解決可能なのか否かを行政に具体的に説明をしてもらいたいとも思います。
大島町の復興と被災者の生活再建を願う方ならば、どなたでも参加できる会です。ぜひ参加していただきたいと思います。当日には、仮設住宅・開発総合センター間に送迎バスも運行しますのでご利用ください。

なお、前回同様に今回も、マスコミの方々に取材をしてもらうことにしています。ご理解とご協力をお願いします。



2013年12月26日(木)町役場による被災者への説明会が開催され、100人以上の住民が参加し、活発な質疑が行われた。